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コラム

JMDC医療データベース教育プログラム


 

皆さん、こんにちは。JMDCの寺島です。


 いよいよ7月ですね。  1年前に延期された東京オリンピックが開催される方向に動き出している(原稿を書いているときは東京の緊急事態宣言が解除された頃)中で、いかがお過ごしでしょうか。

 個人的に6月の終わりに大きな出来事がありました。

 JMDC創業者であり会長である木村さんが会長を退任しました。2000年前後から日本医療データセンターという会社を起ち上げ、初期のころはいろいろとやっていましたが、健康保険組合からのレセプトデータの活用という点に着目し約20年。医療データと言う業界を開拓し、業界を牽引してきてくれたと思います。私はその半分満たないくらいの時間をご一緒させていただきました。  よくよく考えてみたら仕事ではあまり関わっていない(?)ような気がしますが、「木村真也という生き様」はとても近くで接していた思います。20年も前に紙のレセプトデータをデータ化するとことから始め、普通の人だと思いつかないような発想でビジネスを始めるなど既成概念にとらわれないアグレッシブな行動力は見習わなければならないとともに多くのことを学ばせていただきました。退任後も引き続き木村さんとの関係はこれまでと変わらないとも思うので、ビジネス面以外において、『切磋琢磨』していきたいと思います。


 さて、本コラムも4回目となりました。ウェビナーも定期的に実施している中で、このコラムを読んでお問合せをいただくこともあり、感謝いたします。引き続き、何か役に立つ情報を発信できればと思います。  今回は、医療データベースに関わるためにということで、昨年くらいから試行的に実施している教育プログラムについてご紹介します。


【JMDCで用意している3つの教育プログラム】


 JMDCではこれまで提供データに関する特徴の説明などは、データを提供する業務の一環で実施してきました。どちらかというとデータを導入してもらうための営業活動の一部ではあったと思います。とはいえ、企業の社内でデータを扱うケースも多くなり、携わる人も多くなってきている中で、社内教育の一環で説明をやってもらえないかというようなリクエストをいただくこともしばしばありました。こうした背景もあり、現在、以下の教育プログラム(有償)を用意しています。(図1)

図1

❶医療データベースの教育プログラム(図2)  データベースの紹介から研究着手での留意点等も含めた5回シリーズの座学研修です。JMDCが昔から提供している健康保険組合から収集しているデータや最近新たに取り組んでいる医療機関から収集しているデータにおいて、データベースの紹介だけでなく、制度の話も含めたプログラムです。  また、企業が研究を実施する上で気を付けるべきポイントを私たちからの視点でお伝えをしています。

図2

❷データベース調査計画(要件定義)ワークショップ(図3)  数年前に医療データベースが医薬品等の製造販売後の調査で利活用が可能になりましたが、製造販売後データベース調査への取り組みを意識したワークショップです。過去に実施した製造販売後調査において調査票で設定している項目について、データベースではどのような項目が設定できるのか、設定できた項目について集計を実施し結果を考察までする内容です。

図3

❸データベース取扱いワークショップ(図4)  実際にデータベースを導入してみたものの、集計の基本的な考え方を知りたいなど、実際に分析テーマを設定して、分析をしてもらうプログラムです。1日では完了するものではなく、研修→振返り→研修→振返りと複数日にわたりプログラムを実施していきます。データベースを導入して社内で自由に分析できる環境が整っていること、SQLやSAS等の使い方のレクチャーではないため、こうした知識を有している方を対象としています。

図4

 いかがでしょうか。JMDCでは皆さんからのご要望に応じて、以上のようなプログラムを作成してきました。企業各社の状況により、環境も異なると思いますので、❶〜❸のプログラムを基本としながら、内容についてはご相談をしながら、カスタマイズも可能です。また、新たな切り口でのご相談も承ります。企業内の新たな社内研修プログラムの一環でご検討はいかがでしょうか。お気軽にご相談ください。

 なお、ご紹介しているプログラムは基本的には有償でのプログラムとなりますので、詳細につきましてはお問合せください。




お問い合わせはこちら:E-mail gterashima@jmdc.co.jp

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